ぐだぐだ日和

ぐだぐだ日和ver.2です

Little Fiction Diary


ここ数ヶ月、外出もせず自宅でパソコンに向かうだけの毎日を過ごしていてループしているような感覚に陥ることが多い。


毎日が同じ繰り返しだと老化が早まるという噂を耳にしたので、老化防止に日々繰り返しの毎日ではないことを自覚すべく日記をつけようと思う。



10月15日(金)

行きつけのカフェに行った。

アイスドリップを頼むと、いつも以上に口当たりが柔らかく、深煎りだけどさっぱりしていてごくごく飲める美味しいアイスコーヒーだった。


美味しいですね、というとバリスタさんが新しく豆を変えたと言う。


詳しく聞くと最近降ってくる隕石に付着しているコーヒー豆を使っているらしい。


この隕石コーヒーが流行り始めた当初はジャコウネコの糞を使ったコーヒー「コピ・ルアク」と同じように珍しいものだったので高価で中々手の出るものではなかったけれど、つい最近コーヒーノキがみっしりと群生する惑星「Bica」が超新星爆発を起こしたことがきっかけで、地球にもよく隕石として降り注いでくるようになったから価格が安定するようになってきたらしい。


大気圏を抜ける際にいい感じに焙煎されるのか、隕石に付着したものを直接利用できると聞いたときはそんな都合の良い話あるのかとも思ったけど、美味しいものに理屈などいらないよなあと思い考えないようにしている。


コロナ禍で外出をあまりしない生活になり、変わりばえのしない毎日を過ごしていたけれど、外の世界では色々と変化が起こっているんだなあと思った。


コーヒーを飲んでひと段落した後は、ジムで帰省中に増えた体重を減らすことに専念しようと思う。